工事情報のSNS発信
SNSで工事関連の紹介をするようになり一月程経ちました。
工事の紹介と言っても日々の施工内容を簡素に投稿しているだけですが…笑
こんなのとか笑
土木関係者が見れば馴染みのある光景の記事ということで共感して頂けるかもしれませんし、そうでない人も記事を見て工事物がどのように出来上がっていくのか、どのような管理の下で施工していくのか、少しでも興味を持って頂けたらという思いで投稿しております。
興味を持って頂けるという事は、それは土木工事への信頼に繋がると思っています。
自分の記事を投稿するだけではなく、他の工事関連の記事もよく拝見させて頂いています。
とても参考になります。
土木の世界に身を置き十数年が経ちましたが、それでも初めて見る工法や材料、機械などが沢山あります。
まだまだ自分は知識・経験不足だなと実感させられます。
調べなくとも受動的に工事関連の記事が目に入ってくるので余計な神経も使わずモチベーションも保てます。
私の身近な人や、同じ地域の建設会社の記事がどんどん投稿されれば貴重な情報共有を実現できるんですが、地域特色でしょうか、そういった方々は少ないみたいですね。笑
取り敢えず自分にとってもSNSは工事情報源として役に立っているのでこれからもダラダラとやっていきましょうか〜
【現場代理人のつぶやき】
とっくに実用している会社はあると思うけど、会社のサーバーでもレンタルクラウドでもなんでもいいけど、そこに掲示板を設けて工程会議とかできれば簡素に情報周知ができるのにな〜!( ✧д✧) カッ!!
資料もわざわざ印刷しなくてもいいし、時間を合わせて集合しなくてもいいし場所も取らないし( ˙-˙ )
いつでも好きな時に好きな場所から各現場の情報を抽出できるから番頭も楽になると思うし、何より参加者全員が意識しあい切磋琢磨して会社全体のパフォーマンスも向上すると思うのは甘い考えなのかな…?
社内で有志を募って試験的に実践してみようかな(º∀º)
まあ、誰もやらないか…(´;ω; ` )
linktr.ee/kemuson9
広報・PR活動の計画
こんにちは。タイトルのとおりです。
今までは私の個人的なブログやSNSにて工事の紹介を行ってきましたが、
この度、会社公式アカウントを開設して工事情報を発信していく計画が立案されました。
まあ、その企画を持ち込んだのは私なんですが。笑
なんとか社長にその想いを伝えたく、緊張しながらも精一杯プレゼンしたところ承諾していただきました!( ✧д✧)ヨシッ
情報発信は私に一任するとの事でしたが、個人から発信ではなく、会社の公式ページから工事情報を発信するという事で、ひとつ懸念する事がありました。
それは施工中である公共工事の情報をインターネット上にアップロードしてもよいか否かの判断です。
ブログやSNSで工事の記事はよく見かけるので、今まではそこまで気にはしていませんでしたが、個人ではなく会社の立場として発信するとなると発注者サイドとの関係性を配慮する必要があると思いました。
まずは工事請負契約約款にその事についての制約があるかを確認。
そして、知恵袋にて打診。
公共工事の情報を無断掲載する事は好ましくないという意見がありました。
更に、ネットで建設工事情報のSNSへの掲載について調べてみるとこんな記事が…
ん~、これはかなり深刻…
このままでは企画倒れになるのでは…
更に更に、会社名義のブログやSNSに工事関連記事を掲載しているユーザー様にDMにて質問もしてみました。
そしてこのようなお返事を頂きました。
前向きなご意見を頂き、少し自信が湧いてきました。
上記を総合的に踏まえたうえで、こんなリスク管理を講じようかと思いました。
①工事を特定することのできる情報(黒板、掲示物)は掲載しない。
②個人、業者、資材のメーカーなどを特定する情報は掲載しない。
③工事現場の紹介というよりは施工の様子や構造物単体としての紹介のモデルとして工事物の写真を活用。
④工事現場の概要などの紹介は竣工済の工事を対象とする。
これらの旨を発注者サイドに伝え、何とか工事物の写真を掲載させて頂けないか協議したところ…
工事名は伏せ[〇〇市内の〇〇関連の工事]程度の紹介なら問題ないので、積極的に取り組んで貰っても構わないと最高の返事を頂きました(`・ω・´)
半ば諦めていたので、思わずガッツポーズしちゃいました。笑
なんとか企画倒れにならなくて済んだようです。
とりあえずはスタートはきれそうです。
とはいえ、記事の作成は私一人では厳しいものがあります。
社員の皆の理解を得て、会社全体で積極的に取り組んで行かなくてはなりません。
まだまだ多くの課題が残っています。
しばらくは性根を入れて望まなくていけませんね(`・ω・´)
現場代理人のお仕事
今回は現場代理人の業務内容について紹介していこうかと思います。
現場代理人のメインとなる業務は【施工管理】です。
施工管理とは下記の事項を総合して管理する事を言います。
・安全管理(労働災害が起きないような工事計画の立案)
・品質管理(材料・及び目的物の品質保全)
・出来形管理(構造物の規格基準に対しての精度)
・工程管理(工程の立案・見直し・改善)
・写真管理(作業単位で適切な施工をしているという証拠写真の撮影)
・機械設備管理(重機や電気設備の安全点検)
・事務管理(打合わせ書類の作成、予算計画、資材の納入計画など)
上記事項は自治体の基準や、各工種の仕法書に準拠し、書面にて整理しておく事が義務づけられています。
もちろん発注者から提示の指示があった場合は速やかに提示しなくてはなりません。
公共工事においては、ほぼすべての作業に「規格」や「基準」というものが存在します。
施行者はその決まり事を遵守する義務があり、
各工種ごとに適切な施工を行っている証拠写真や、その記録を取りまとめた管理図表を作成しなくてはなりません。
工事が終わるころには膨大な量の書類が出来上がっています。
溜めこんで後で一気に作成したくなる気持ちもありますが、それにはリスクがあります。
例えば、労働基準監督署が抜き打ちで調査しに来て、日々の安全管理の記録が整理されてなかったら…
そのときは、工事現場の安全管理が不十分と指摘を受け、是正勧告を受けた場合は速やかに是正するとともにその報告書を提出しなければなりません。
もちろんその事実は発注者にも伝えなくてはいけません。
「当該工事は安全管理が不十分として、監督署に是正するように指導されました。」
こんな事なるべくは伝えたくないですよね・・・
工事成績評定の減点対象になりますし。
よって、施工管理の記録は普段からしっかりと行う事が大事です。
正直、現場で作業しながら施工管理も並行してやるのはかなり厳しいと思います。
ですので現場代理人の一日のほとんどは現場作業ではなく施工管理の仕事となります。
朝は安全ミーティング、下請さんとの打ち合わせ、資材の発注、資材搬入時の品質確認、現場施工の要所で写真管理、役所対応、地元対応…などなど
現場代理人は安全、品質、工程、などに関してほぼ全ての責任を負うのでかなり神経を使います。
こう書くと現場代理人はすごく激務に感じられると思いますが、実はケースバイケースです。
事前に打ち合わせを入念に行っておけば下請さんもスムーズに施工が進み、管理も楽です。
資材も毎日搬入するわけでもないので、それぞれの施工管理が必要な局面をその日の時系列で把握しておけば意外と暇な時間を作る事ができます。
施工管理をスムーズに行えれば、むしろ暇なくらいです。
(私は、暇があれば現場作業してますけど…)
後は大事なのはメンタルですね。笑
こればっかりは経験を積まないと鍛える事ができない…
とにかく責任に押しつぶされそうになり精神を病みます。笑
私も駆け出しの頃は不安で不安でしかたなく、毎日遅くまで残業して工程や書類の確認をしていました。笑
今では毎日きっちり定時で帰ります!( ´∀`)
現場が暇なら有給消化で昼から帰ったり、工程に余裕があれば数日工事を止めて旅行に行ったりもします。笑
かなり自由にやっています。
もちろん状況により残業や休日出勤を強いられる場合もありますが。。。
とまあ、こんな感じで現場代理人業務はメリハリがあって飽きない楽しいお仕事です。
今回は現場代理人の基本的な業務内容を紹介させていただきました。
現場代理人は以外と楽しいですよ(≧∇≦)♪
【ドカタ】林道が出来上がるまで【土木】
こんにちは。
今回は工事現場の着工前から完成に至るまでのフローを紹介していきたいと思います。
ちょうど現在施行している工事現場の一部分が完成したのでそれを例に。
砂防堰堤に係る管理用道路の工事ですが、構造的にほぼ林道です。
では着工前に振り返ってみます。
着工前はこのとおり、ただの山です。杉と竹しかないです。
ちなみに写真の人物はわたしです。花粉症がひどくマスクを着用しています。
土木工事では工事の進捗に伴い、各工種で施工管理の様子を撮影し、記録しなくてはいけません。
着工前の写真も写真撮影管理として必要です。
<着工前>
まずは工事の範囲に影響する立木を伐採します。
前もってどんな立木を何本伐採するか、調査して記録しなければいけません。
立木が数百本あったのでこの作業だけでも大変でした。
花粉症のわたしには地獄のような作業。。。
<立木調査>
ピンクの鉢巻が巻いてあるのが対象立木です。
測量ミスで用地外の立木(未買収のもの)まで伐採してしまうと大変なことになるので、測量の際は設計図や用地図面をしっかりと照査しなくてはなりません。
<伐採作業>
伐採が完了したら切土掘削を行います。
切土掘削は間違えてしまうと元には戻せないので、これも設計図を入念に照査し、掘削の図面を作成しなくてはなりません。
図面を作成し、それを測量にて現地に反映させます。
ミスしないように、重機オペレーターにどこから、どの勾配で、どの高さまでという事をしっかりと指示します。
<切土掘削>
所定の掘削を終えたら構造物を施工していきます。
この道路は切土側に石積擁壁を施工します。
切土掘削の精度が悪いと石積擁壁の所要断面が確保できなくなるので、切土掘削の施工管理はすごく重要です。
<石積工>
石積擁壁工が完了したら道路の形になるように整形していきます。
この作業は石積工の施工前でもOKです。
重機に法面用のバケットを取り付け、凸凹がないように整形していきます。
<盛土整形>
整形が完了したら法面保護工として植生工を施します。
植生工とは、法面に草を生やして雨などによる法面の浸食、崩壊を防ぐための措置です。
切土部は堅い地山で自然植生が困難なため、種子の入った有機基材を吹付けて植物の生育基盤を造成します。
<植生基材吹付工>
盛土部には種子の入ったマットを敷いて法面の緑化を促進させます。
盛土してから半年ほど経過してるので既にうっすらと草が生えてますね。笑
本来、植生工は法面工の施工直後が望ましいのですが、この工事は数回に分けて発注されているため、このように施工期間が開いてしまいました。
<植生マット工>
道路の土台が完成したら安全施設工を施工していきます。
この工事ではガードレール、ガードパイプではなく、駒止ブロックという縁石を施工します。
駒止ブロックは車両の速度が比較的緩やかで、道路幅が狭く衝突角度が小さい場合に用いる事が多いです。
林道ではよく見かける構造物です。
掘削→型枠組立→生コン打設→ブロック設置の順で施工していきます。
<縁石工>
道路の額縁が完成しました。輪郭がハッキリしたので道路っぽく見えてきました。
そして次は路盤工です。この工事では砕石を厚さ10cmで敷き均します。
所定の厚さ、基準高、締固密度、これらをしっかりと満たすよう施工管理が必要です。
<路盤工>
路盤の施工が完了したらいよいよ舗装です。
この工事ではコンクリート舗装となっています。
コンクリートの強度を高めるため路盤一面にワイヤーメッシュを敷設します。
交通荷重によるコンクリートの沈下、ひび割れなどを防止する措置です。
<ワイヤーメッシュ設置>
そしてコンクリートの打ち込み作業です。
施工箇所は堰堤の背面側となっており、大型車両の進入ができないので全面側からポンプ圧送により施工箇所へ生コンを送ります。
コンクリートポンプ車での施工は安全対策に十分留意しなくてはいけません。
ポンプ車の設置が適正か、配管の固定は確実か、いろいろとチェックします。
<設置状況の確認>
施工が完了しました。
<施工完了>
何もない山に道路ができました。
(写真は同じ場所の比較です)
着工当初と比較するとかなり景色が変わりました。
以上が林道が出来上がるまでの工程の紹介となります。
(林道といっても様々な構造がありますから今回の紹介はそのほんの一部にすぎませんが)
いつも何気なく通っている道路も最初は何もないところで、様々な工程を経て道路が出来上がったと思うと感慨深いものがあります。自分が担当した工事なら尚の事。
こう感じるのは職業病だと思いますが。笑
実際に自分たちの手でモノ作りができて、それが地域に残る施設となるというのは本当にやりがいのある仕事だと思います。
土木ってすごく楽しい仕事ですよ!
子供のころ工作や絵を描くことが好きだった人は絶対に楽しく仕事できます。笑
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土木工事の目的は?
こんにちは。
今回は土木工事の目的について簡単に紹介していこうと思います。
土木工事と言っても様々な工事の区分がありますが、わかりやすいものだけでざっくりと分類すると・・・
・道路工事
・河川工事
・港湾工事
・下水道工事
・ダム工事
などが上げられます。
これらはインフラストラクチャー(日本ではインフラと略称されている)と言われ、
意味は「下部構造」、「下支えするもの」とういうものです。
日本においては「経済基盤」、「産業基盤」、「社会基盤」などを指す概念的な用語です。
では具体的な例をあげてみます。
経済の発展において流通というものは大きな影響を与えます。
はるか昔から大河の近くの文明が発展する傾向が多いのは、水が多くて恵まれた土地という事にくわえ、河川を介して他の地域との流通が成立するからです。
流通により、食糧、物資、情報などが行き来する事でその文明が発展していきます。
現代でいうと、道路、港、空港がそれらの基盤となります。
流通の発展は生産性に大きく影響します。
材料が届かない、任意の場所に行けない、こんな状態だと普段の私生活も仕事もままなりません。
現在は道路整備のおかげで他県にも気軽に行けますし、注文した物も数日で届きます。
よって、道路、空港、港などは日本の産業基盤において重要なインフラ施設と言えます。
では河川やダムなどは何のためのインフラ施設?
河川やダムの役割は水資源の確保や、洪水調節、流水の正常な機能維持などの治水措置により、大雨の時も水を安全に海へ流すことです。
これは誰でもなんとなく想像できると思いますが、実は産業基盤としても大きく貢献しています。
それは、日々の暮らしの中でもかなり重要度が高い電力です。
ダムによる流量調節で落下水力を利用して発電しています。
山や川が多い日本では他の国より多く利用されています。
なお、小水力発電なら水を貯めるダムがなくても山間部の渓流や河川、上下水道施設などの流水を利用して発電が可能です。
小水力発電は国内市場はほとんどありませんでしたが、現在はやっと芽が出て育ち始めている段階です。
近い将来、大きな市場の延びが期待されています。
このように河川やダムも国民の生活を支える重要なインフラ施設と言えます。
余談ですが、弊社も小水力発電所を建設した実績があります。
土木工事と聞くと、税金の無駄使い、環境破壊などのネガティブな印象を受ける事が多いと思いますが、実際は私たちにとっても日々の生活には欠かせない施設です。
(税金の無駄とも言える工事がないとも言い切れませんが・・・)
今回の紹介で土木工事に対し、少しでもポジティブな印象を持ってくれた方がいると大変うれしいです。
土木工事を手掛ける立場として、地域の方のためにという気持ちで施工してます。
地域の方によろこんでもらえる仕事というのが何よりの報酬でやりがいでもあります。
地域の発展のため、今後も勤勉に務め貢献できるよう努力して行こうと思います。
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現場代理人って何?
ところで、タイトルにある「現場代理人」って何か?
工事現場を取り仕切る現場監督や親方みたいなもの?
似てるけど少し違います。
公共工事においては「現場代理人」と「主任技術者・監理技術者」の配置が契約約款において義務づけられています。
「現場代理人」とは【注文者との建設工事に係る契約において取締役、または事業主に代わって契約の定めに基づく法律行為を行使する権限を授与された者】です。
つまりは社長の代わりに、注文者と様々な契約を交わし工事を進めていくことができる権限を持った者です。
工事金額の変更・工期の変更などの重要な契約の際は代表者の権限が必要ですが、その変更契約に至るまでの多くの打ち合わせ書面はすべて現場代理人の権限で進めることができます。発注者側の承諾決済が下りれば受注者の代表と変更契約するといった流れです。
すごく偉そうな職務ですが、現場代理人に特別な資格は必要としません。
請負者と直接的な雇用関係(正社員)であれば誰でもなれます。
そして、「現場監督」や「親方」のように工事現場を取り仕切り、作業員に指示・監督をするような役職は「主任技術者」といいます。
「主任技術者」は建設工事の施工において技術的な管理を行う技術者です。
日本の建設工事において現場の技術水準を確保すべく当該現場に配置する事が義務づけられています。
下請金額が4千万以上の場合は「主任技術者」に代わり「監理技術者」の配置が必要となります。
主任技術者の上位版みないなものですな。
主任技術者は2級、監理技術者は1級国家資格が必要となります。
そして現場代理人と主任技術者は兼務する事ができ、比較的小規模な工事だと兼務する事が多いと思います。(人員コスト削減の目的で)
私の置かれている立場も同様です。
現場代理人は誰でもなれると上述しましたが、主任技術者と兼務する場合も多くあるので結局は資格が必要となってきますね。
資格も取得するにも学歴・実務経験年数などが関与してくるので、受験条件すら満たしていないという場合もあります。
そういった場合は現場代理人として実務経験を稼ぎ、受験資格を満たすという流れが一般的だと思います。
土木業界に入ったばかりでもすぐに現場代理人として配属される事が多いのも
そのためだと思います。(勝手な妄想)
私のように学歴が壊滅級な者は現場代人として実務経験を経てからの受験となります。笑
右も左もわからない状態で現場代理人を務める事になった時の絶望感・・・。
みんな通る道です。笑
以上、今回は「現場代理人」について簡単に紹介させていただきました。
どうです、現場代理人やってみませんか?楽しいですよ?笑
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ドカタってどんな仕事?
「ドカタ」とは道路工事や下水工事、建築などにおける土木作業員のことで、特に資格や技術を必要としない労働者をイメージして使われることが多いと思います。
屋外での仕事が基本的ですし、夏は暑い中、汗だくになりながら・・・
冬は雪が降っていてもカッパを着ながら仕事したり・・・
どうしても泥臭くてワイルドな職業にイメージしがちです。
(・・・だいたい合ってるけど)
「ドカタ」っていう呼称は俗語であり、マイナスなイメージを連想させる事から差別用語として捉える方も少なからず存在します。
(我々、土木作業員は全然気にしてませんけどね。笑)
実際過去に、某大物歌手の歌詞に「ドカタ」というフレーズがあったため放送禁止となった例もあるくらいです。
(差別用語というよりは、言葉狩りクレーマーへの対策だと思いますが)
とはいえ、私たち世代ではワイルドで逞しいイメージの「ドカタ」というのはそこそこ人気がありました。学生時代はバイトするならとりあえず知り合いの土建屋でみたいな風潮がありましたから。笑
(地方なんでなお更)
さらに、私たちのもっと上の世代では建設バブル期で「公務員になる奴は馬鹿だ!ドカタしたほうが金になる!」って言われてたくらいだったらしいです。笑
少々大袈裟な言い回しだと思いますが、一定数はそういった思想の方達もいたようです。
それに比べ現在は、若い世代にはまったくと言っていい程人気がありません。笑
やっぱり「ドカタ」って言葉の響きにマイナスなイメージが強いんだと思います。
・DQNが多い
・汚い
・低学歴
まぁ、ざっとこんなイメージでしょうか。
現代の若い世代のアレルゲンとなるフレーズがズラズラと並んでますね。
(完全に個人的な私見です!土木関係者方々ごめんなさい!)
結論だけ言うと決してそんなことないです。
すごく楽しい職業で、すごくやりがいのある職業です。
私に至っては天職だと思ってるくらい。笑
前置きが長くなりましたが、何が目的かというと、
土木についての認識を少しでも多くの方と共有していきたいと思っています。
土木工事、土木作業員というのはこんな仕事をしているんだっていう事を知ってほしいです。きっと興味が沸くと思います。
・土木工事の目的
・土木工事の着工から竣工までの流れ
・工事現場での作業内容
・各種作業員の業務内容
こういった内容のものを、実際に私が経験した工事現場から取り上げ、
情報を発進していこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
・記事の内容は土木関係者以外の方が閲覧する事を前提に作成いたします。
・土木関係者のご意見・ご指摘なども大歓迎です。
・記事内の写真や画像は「イメージ」のものとし、実際の工事とは無関係とします。
・筆者の知識・経験レベルに相応した記事としますので、内容に補足、訂正などがあれば、ご指摘のほどよろしくお願いいたします。
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