ドカタってどんな仕事?

 

「ドカタ」とは道路工事や下水工事、建築などにおける土木作業員のことで、特に資格や技術を必要としない労働者をイメージして使われることが多いと思います。

 

屋外での仕事が基本的ですし、夏は暑い中、汗だくになりながら・・・

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冬は雪が降っていてもカッパを着ながら仕事したり・・・

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どうしても泥臭くてワイルドな職業にイメージしがちです。

(・・・だいたい合ってるけど)

 

「ドカタ」っていう呼称は俗語であり、マイナスなイメージを連想させる事から差別用語として捉える方も少なからず存在します。

 

(我々、土木作業員は全然気にしてませんけどね。笑)

 

実際過去に、某大物歌手の歌詞に「ドカタ」というフレーズがあったため放送禁止となった例もあるくらいです。

 

差別用語というよりは、言葉狩りクレーマーへの対策だと思いますが)

 

とはいえ、私たち世代ではワイルドで逞しいイメージの「ドカタ」というのはそこそこ人気がありました。学生時代はバイトするならとりあえず知り合いの土建屋でみたいな風潮がありましたから。笑

 (地方なんでなお更)

 

さらに、私たちのもっと上の世代では建設バブル期で「公務員になる奴は馬鹿だ!ドカタしたほうが金になる!」って言われてたくらいだったらしいです。笑

 

 

 少々大袈裟な言い回しだと思いますが、一定数はそういった思想の方達もいたようです。

 

 それに比べ現在は、若い世代にはまったくと言っていい程人気がありません。笑

 

やっぱり「ドカタ」って言葉の響きにマイナスなイメージが強いんだと思います。

DQNが多い

・汚い

・低学歴

まぁ、ざっとこんなイメージでしょうか。

現代の若い世代のアレルゲンとなるフレーズがズラズラと並んでますね。

(完全に個人的な私見です!土木関係者方々ごめんなさい!)

 

結論だけ言うと決してそんなことないです。

 

 

すごく楽しい職業で、すごくやりがいのある職業です。

 

私に至っては天職だと思ってるくらい。笑

 

前置きが長くなりましたが、何が目的かというと、

 

土木についての認識を少しでも多くの方と共有していきたいと思っています。

 

土木工事、土木作業員というのはこんな仕事をしているんだっていう事を知ってほしいです。きっと興味が沸くと思います。

 

・土木工事の目的

・土木工事の着工から竣工までの流れ

・工事現場での作業内容

・各種作業員の業務内容

 

こういった内容のものを、実際に私が経験した工事現場から取り上げ、

情報を発進していこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

追記

・記事の内容は土木関係者以外の方が閲覧する事を前提に作成いたします。

・土木関係者のご意見・ご指摘なども大歓迎です。

・記事内の写真や画像は「イメージ」のものとし、実際の工事とは無関係とします。

・筆者の知識・経験レベルに相応した記事としますので、内容に補足、訂正などがあれば、ご指摘のほどよろしくお願いいたします。

 

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